ベロラード → アヘス
カミーノ12日目。
ベロラードからアヘスまで28.1km歩いた。
本当はアヘスの手前のサン・フアン・デ・オテルガで泊まる予定だったが、そこから3.7km歩きアヘスまで来た。
ベロラード出発は06:53。
アヘス到着は13:54。
今日もくもり。涼しく歩きやすかった。
到着後は晴れるのがここのところの天気。
太陽が当たれば暑いが、それでも薄手のパーカーにウルトラライトダウンを着て町歩きや寝るまでを過ごす。
標高が高い(今日のアヘスは約1000m)ので、寒いくらい。
でも足はサンダル。
今日の道は、丘を越えなければいけなかった。
ベロラードを出て、1時間半。
小さな村を通過。
日本語上手な韓国人の女性に会って一緒に歩く。
昨夜のアルベルゲが違ったので、昨日ぶり。
漫画の話とか、食べ物の話とか日本語の試験の話とか。
次の町で小休憩。
外で、車による砂埃を浴びながら食べる。
ここから12km。
何もない。
丘を上る。
坂道アップダウン。
一番高いところで標高1200mぐらい。
もともと高いところをずっと歩いているので、0から1200ではないけど、久しぶりの大きな坂道。
一番高いところまでもう少し。
のところから、エスパーニャのおじさんと一緒になり、一緒に歩いた。
スペイン語しか話せないおじさんが何を言っているのかわからなかったけど、
もう少しでてっぺんでそこにモニュメントがあるから写真を撮るといい、
というようなことを言っていたので一緒に歩く。
頂上にはモニュメント。
サラッと写真を撮って、休憩していくおじさんとはここでお別れ。
しばらくこんな道が続く。
オアシスがありましたよ〜。
水も何もなかった。
坂を下ると、オルテガ!
アルベルゲ前に待ち人たくさん。
今日はここで留まるか、次のアヘスまで行くか、どちらかに別れる。
もう少し歩けそうだったので、3.7km先のアヘスまで行くことにした。
それにアヘスの方が少し大きい村だと聞いたから。
3.7kmってなんて短い!
しかも牛がいっぱい。
坂を下るとそこはアヘス。
14:00前に着けた!
公営のアルベルゲと私営のアルベルゲが並んでいるので、そっと覗き、公営の方にチェックイン。
後からリオさんとスティーブンさんも来る。
(スティーブンさんとは、よく顔を合わせていて、ここ数日チラッと話すようになったハンガリーの人)
今日もみんな同じアルベルゲ。
シャワーを浴びて洗濯をして、ひと息。
歩いている時にアルゼンチン親子に会った。
ロンセスバージェスで出会った人たちで、それ以来の再会。
今日のベッドは隣。
娘さんは、元教え子に似ているので親近感が湧く。
その親子が洗濯機を使うのに便乗させてくれたので、今日の洗濯は楽チンだった♪
その間休めるし、たまにはいいな。
町歩きに出るも、なーーーーーーーんにもない。
シエスタでやっていないとかではなくて、アルベルゲと併設されているレストラン以外、
なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんにもない。
教会には行っておこうかね。
中に入ると、古いながらとても素敵な教会だった。
落ち着く空間だなぁ。
とにかく、お腹が空いた!
夕食の時間まで、アルベルゲの下のバルで日本人仲間とおやつタイム。
そこに加わったリオさんとスティーブンさんと話し、楽しいひと時。
リオさんが、息子さん(イケメン)が東京に来た時の写真を見せてくれた。
浅草や明治神宮、既に懐かしい光景。
そのまま隣のレストランへ。
ペリグリーノ用の食事で乾杯。
前菜、メイン、デザートがコースになっていてそれぞれ選べる。
久しぶりにハム以外の肉が食べたい!ということで、メインはビーフ。
冗談好きのスティーブンさんに、日本語や日本のことに興味を持ってくれるリオさん。
おふたりとも穏やかで優しい人たち。(どちらも美形)
楽しいなー。
全員が2〜3日前に出会ったとは思えない楽しさ。
出会ったばかりだから楽しいわけでもあるけれど、道や目的を共有しているからこその楽しさでもある。
あー、英語力。
おふたりの英語は聞き取りやすい(わかりやすく話してくれていると思うし)のに、時々わからない時がある。
そして自分の言いたいことの半分くらいしか伝えられない力のなさ。
楽しいからいいんだけど、もうちょっとなー
。。。
スペイン語もさ、全く上達しないよ。(勉強してないし)
歩いていても痩せないよ。(これ、本当不思議)
明日は、目指せブルゴス!
大きい街!
今日ちょっと多めに歩いたから、明日は少し楽だぞ!