Journey Notes

2019年カミーノ・デ・サンティアゴを歩いています

ロンセスバージェス → スビリ → Villava

カミーノ2日目。

 


ロンセスバージェスからスビリまで25km歩いた。

出発は07:40、到着は14:40。

 

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天気は雨。

結構降っている雨。

 

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そして今は事情があってその先のVillava(ヴィラヴァかな?)にいる。

 

 

 

ロンセスバージェスからスビリまでは、途中いくつかの小さな村と、ほとんど森の中を歩く。

 


今日は中々しんどい日だった。

 


昨日より荷物が重く感じる。

疲れがたまっているのか、とにかく肩が痛い。

休憩を取るまでの3時間半、痛くて重くて中々進めなかった。

またゆっくり歩き。

 

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休憩後にザックの肩の部分を調整したら、改善され歩くのが楽になった。

 

 

 

 


ずっと森の中を歩いていると、マイナスイオンを浴びているどころか浸かっているので、歩くのは大変だけど嫌なことを考えないし、気持ちは落ち着く。

 


究極のヒーリングだった。

ごちゃごちゃ考えたりしないし、これが巡礼なのかなって思った。

 

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気持ちはそうでも、ポンチョを着ているけど全身びしょ濡れ。

休憩で立ち止まると身体が冷える。

 

 

 

森の中は舗装された道でさえ、水が流れて川のようになっている道で、元々の川にも橋がないので靴がびしょ濡れになる。

 


靴が泥だらけになっては洗い流されの繰り返し。

 

 

 

写真を撮りながら歩く元気がなーい!

 

 

 

 


やっとスビリに到着。

そしたらアルベルゲ(巡礼者用の宿)が全部満室‼️

 

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スビリは小さい村なので、5つあるアルベルゲもホステルも全部いっぱい!

 


遅いとこういうこともあるとはわかっていたけど、びっしょりでもうすぐシャワーが浴びられると思っていたから。。。

 

 

 

次まで歩くか、どうするか考えていると、

バイヨンヌからの電車で同席だったイタリア人のご夫婦もウロウロしていた。

 


奥さんの方が凍えていて、旦那さんはタクシーを呼ぼうと電話をかけたりしていた(結構時間がかかった)

 


時々顔を合わせていたし、途方に暮れているように見えたのか、タクシーに乗って、他のアルベルゲがあるところまで便乗させてくれた。

 

 

 

次の目的地だった大きな街、パンプローナまで3.5kmというところまで来てしまった!!!

 


13.5kmくらい、歩けなかった。

歩いて次の小さい村に行ってもよかったんだけど、とにかくびしょ濡れだし、ここは仕方がない!

身体を優先させよう!

 

 

 

また来るぞ!というモチベーションになるし!

次のパンプローナは大きい街だから、その分ゆっくり観て周ろう!

肩も腫れてるし、休養には早いけど日本を出てから2週間だから少し休もう!

 


と、13.5kmをサボってしまった分の気持ちの埋め合わせをした。

 

 

 

 


たどり着いたのは、Villava。

小さな町。

子どもがいっぱい遊んでいた。

開いているお店とかは全く見当たらず。

 

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そうだ。日曜日だった。

 

この町で生活している人を見ると、

やっぱりカミーノって普段の生活と離れていることをしているのだなと感じる。

 

久しぶりに人間の世界に来た感じ。笑

 

 

 


アルベルゲの裏に川が流れていて、轟々としていたので少し上流に行ってみると、どうしたの!?というくらいすごい勢いで流れていた。

 

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洪水かと思った。

 

 

 

今日ズビリからここまで歩いてきた人たちの話では、カミーノの道が歩けないぐらい崩壊していて、半分ぐらい普通の車道ルートを歩いてきたとのことだった。

 

 

 

 


そして、翌日聞いた話だけど、どうやらトレッキングルートを歩いた人たち(トレッキングじゃない舗装された道もあったらしい)は、川が崩壊して腰の近くまで水に浸かったりしたらしく、大変だったらしい。

 

 

 

あれ。

私もトレッキングのルートで来たと思っていたけど、そこまでじゃなかったぞ?

あれはトレッキングルートじゃなかったの?

あれで?

結構な数の川を渡ったぞ?

タイミングがよかっただけかな?

 

 

 

だとしたら、タクシーでショートカットできたのはラッキーだったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

考えてみたら、歩くことに必死で、そして予定日内に全部を歩き切らなきゃいけないということに固執して、町歩きとか全然できていなかった。

 

 

 

これじゃ旅とは言えん。

ただ歩いているだけだ。

もっと街や人や異文化を楽しもう。

 


早めに気づけてよかった。

 


今回の旅は、計画魔の私の計画をいい意味で裏切れるか。

それも目的の一つ。

臨機応変臨機応変

 

 

 

今日は色々なことに気がつけた。

 

 

 

 


ちょうど、次のパンプローナは大きな街でとても綺麗だから、よかったら一緒に2泊しない?と進めてくれたアメリカ人のファンキーなおばさまに誘われたので、早めにパンプローナに行って、且つ2泊することにした。

 

 

 

 


私にしては大きな計画変更。

 


さて、どうなる?