Journey Notes

2019年カミーノ・デ・サンティアゴを歩いています

ロス・アルコス → ログローニョ

 

カミーノ8日目。

5:00に起きる。

他の人が起きる前に支度を始めて、5:57ロス・アルコスを出発。

天気は、曇り?

涼しい。

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ログローニョ到着は、13:30ぐらい。

今日も27.5km歩ききった!

 

 

 

もう歩きながら朝ごはんのパンを食べる。

肩が腫れていて、今日は最初から荷物が重く感じる。

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今日は27.5km。

 


なだらかでアップダウンは少ないものの距離が長い。

アップダウンは少ないといいながら、急斜面のアップダウンはある。

 


でもロス・アルコスから見ると、全体的に下って行く。

目指すは、小さい町を通りもっと小さい町をを通り、少し大きな町を通って、そこか11.7km先にあるログローニョという少し大きめの街。

 

 

 

最初の1時間半は、とにかくもう麦畑や山しか見えない道をひたすら歩く。

 


まだ暗いうちに出たので、30分もすると朝焼け〜とはいかず、

明るくはなってきたけど厚い雲に覆われていて朝焼けは見られず。

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暗いうちに出たの初めてなのに。

 


というか、明るくなるのが意外と早いのか、出るのが遅いのか、せっかくヘッドライトを持ってきているのに使ったことがない。

(持ってきたもので使ってないものってそれだけ…)

使いたい…。

 

 

 

後ろからは誰も来ない。

前を歩いている年配の女性の後ろ姿を追いながら、ひたすら1時間半。

 

 

 

後ろの人たちにちょうど追い越される頃、小さな町に到着。

 

 

 

素通り。

 


ログローニョまで20.7km。

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暑くなる前に辿り着きたいと思い早く出発したのがよかったのか、関係なく天気のおかげなのか、

今日はほぼ曇っていて涼しかった。

 


涼しいと本当に歩きやすい。

 

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初日のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーのアルベルゲで隣のベッドだった韓国人のカップルが、昨日のアルベルゲでも隣になった。

 


大分先を行っているかと思ったので、また会えてちょっと嬉しい。

何を話すわけでもないけど、顔見知り。

 


そのふたりは、出発が早い。

いつも6:00前には出ている。

 


ふたりに追いつき、また追い越され、何度かすれ違った。

 


挨拶や軽く話すだけではなく、一緒に歩くのも楽しそうだなと思った。

(私は写真を撮りながら歩いているので、大抵の人は話をしても先へ行く)

 

 

 

実は、一昨日、エステージャの1人部屋だったアルベルゲでベッドバグ(南京虫)にやられた。

刺される(喰われる?)と、数倍ひどい蚊に刺されみたいになる。

痒いし結構腫れる。

ロンドンに住んでいた時にも経験があるが、痕も残り、消えにくい。

 


一昨日アルベルゲに着いた直後にやられたみたいだったので、すぐに薬を買ったが、痒い。

腫れている。

しかも何箇所も。

 

 

 

歩いている間も、もちろん痒い。

でも、ただ痒いだけ。

他には何にもない。

掻きたいとか、イライラもない。

ただただ「痒いだけ」。

 


歩いていると、掻けないし、それどころじゃないのか痒いのなんてなんともない。

効いていない気もするけど薬塗ってあるし。

 


痒みなんて、どうでもいいことなんだ。

 

 

 

 

 

 

いくつかの小さな町を通りすぎ、ログローニョの手前のヴィアナに到着。

 

 

ちょっと大きい町。

人がいる!笑

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メインは町の真ん中にある教会。

外観もどーんとしていて、重厚感のある教会。

中も落ち着いているけど豪華。

 

 

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教会を出ると、もう一つ中に入れそうなところが。

 


何かわからなかったけど、遺跡のような感じ。

綺麗だった。

 


そこから見た景色。

少し高いところにある町なので、見晴らしがいい。

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ヴィアナを出ると、ログローニョまで11.7km。

 

 

 

そこで昨日知り合ったゆかりパスタの日本人の男の人に会う。

 


ログローニョまで話しながら歩いた。

彼がカミーノに来たのは、映画「星の旅人たち」の影響らしい。

 


そしてカミーノを歩いていて見る景色は、私と同じように感じる部分もあり、大きく違う。

 


同じ道を歩いていても、見たり感じたりするものが全く違う。

当たり前のことだけど、歩くタイミングが違っても、このカミーノ(道)を共有しているからこそわかる違いが面白い。

 


ずっと一緒に歩き、約2時間、ログローニョ到着。

その頃には青空が見えていて、街が明るかった。

 


橋を渡ってログローニョに入ると、旧市街。

ログローニョは旧市街の周りに新市街が広がる、結構大きな街だ。

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今日は公営の、教会がやっているアルベルゲに行くつもりだった。

口コミで結構評判がいいらしい。

 

 

 

カミーノ道標を辿っていけば、大体のアルベルゲに辿り着けるんだけど、

今日は地図を見て教会を目指したもんだから、迷う。

 


しかも教会だと思っていたけど、アルベルゲのマークはなく、地図に名前もなく迷う。

 

 

 

警官の人に聞いてみると、警官もわからず。

 


あーーー、もうこの時間。

この時間が疲れる。

早く荷物を置きたいんだー!

そして楽しそうな街だから、早く街歩きをしたいんだー!!

 


警官が地図を出してくれようとゴソゴソしているところに、英語を話せないおじさんとおばさん登場。

 


アルベルゲを知っているからついて来いと言う。

警官もついて行けと言う。

 


だ、大丈夫かな〜?

ふたりで、そう言いながらもついて行くと、その女性はペリグリーノらしく、クレデンシャル(巡礼手帳。パスポートのようなもの。各所でスタンプをもらう)を見せてくれた。

もう歩き終わっているらしい。

 


でもそのアルベルゲにスタンプをもらいに行くところだったらしい。

 

 

 

アルベルゲに到着!

目指していたアルベルゲとは違うけど、もうどこでもいい!

入れればいい!荷物が置ければいい!!!

 


30分さまよって、ようやく荷物から解放!

 


公営のアルベルゲだったので、顔見知りも多く、あの韓国人カップルとまた隣のベッドだった。

 

 

 

この辺まで、大体区間が決まってくるので、ペースが同じくらいの人だと、結構顔を知っている。

 

 

 

 


シャワーを浴びて洗濯をして干して、スーパーへ!

 

 

 

 


さっき街に着いた時は、何やら賑やかにフェスティバルっぽいものがやっていたけど、シエスタの時間なのでそれも片付けられていた。

 

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面白い形。


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うどん屋さんがあった!

結構並んでた。
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値段は高めかな?

 

 

 


旧市街を出たところにスーパーがあった。

 

 

歩き終わった後、ビールを飲みたくなる。(私は炭酸ジュースだけど、ビールを飲みたい気持ちと同じだ!)

 


ゆかりパスタくんと一緒に買い出し。

 

 

 

スーパーは安くていいな〜♪

 


そのままアルベルゲに戻り、食堂で到着後の乾杯!

 

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彼が買ったきのこ味のポテトチップス。

しめじっぽい味がした。

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私たちが食べていると、隣のテーブルに座っていた男の人がメロンをくれ、女の人がチョコレートムースをくれた。

 


ありがとうございます!

 

 

 

 


少し休憩して、シエスタが終わり18:30に開く教会へ。

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ここの教会も豪華だった。

天井が高く、祈っている人が多かった。

 

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広場ではないフェスティバル再開。

(なんのかはわからないけど)

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すっごく賑やか。

小さいのは子どもがかぶっている。

 

 

 

いいタイミングだった!

 

ログローニョのフェスティバルっぽいもの - YouTube

↑ログローニョのフェスティバル?動画

 

 

 

 

日本人のミツさんと待ち合わせ、バルで夕食。

 


ピンチョスでバルをはしご。

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楽しい夜だった。

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でも就寝が早いので、バルが賑わってきた頃に退散。

私たちの就寝時間ぐらいに混み合ってくる。

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ミツさんは今日、B&B泊。

明日はバスで移動することにしたらしい。

それもカミーノの手段。

ここで無理して身体を壊したら、ゴールできない。

 


だって、明日は29km。

しかも全体的に上っていく道で、アップダウンも結構ある。

 


29km行きたいが、途中で留まるか。

29kmって…。

 


明日の自分と相談だ!